続ければよくなる
1回のカウンセリングで問題が解決することもたまにはありますが、普通は、どんな問題でも解決には時間がかかるものです。
時間がかかっているからといって、そのカウンセリングに効果がないわけではありません。
多くの人は、すぐに解決しないと効果がないと勘違いしますが、粘り強く継続して支援(カウンセリング)を受け続けることが本当は大切です。
私の経験では、たいていのケースで3年ぐらい継続してカウンセリング(支援)していれば、はっきりした効果がみえてきます。
不登校や引きこもりの子でも、粘り強く3年ぐらいの支援やカウンセリングで改善の兆しがみえます。
人間の心の問題は長い年月かけて発生します。だから、その解決にも時間がかかって当然です。親子関係の葛藤、継続的な心理的虐待などなどで形成された問題は、やはり継続的なカウンセリングでこじれた糸をほどいていくような作業が必要です。
だから、諦めず粘り強くカウンセリングを受け続けましょう。